介護現場での言葉、生活の場での言葉
介護施設を利用者にとっての「生活の場」ということがしばしばある。しかし、その介護施設で使われる言葉には「対応」「見守り」、そして「アセスメント」や「ケアプラン」といった言葉が当たり前に使われている。果たして日常の生活の場でそういった言葉を普通に使っているだろうか?病院などの医療の現場であれば使う意味はわかるが。専門職だから専門用語を使うのは当たり前、と言われてしまえばそれまでだが、介護サービスを利用する方にとって、そこは「生活の場」なのだ。深夜徘徊をする認知症の利用者、食べた終えたはずの朝食をまだ食べていないという認知症の利用者、その「生活の場」で何か満たされないものを持っていて、その何かを求めていると考えられないだろうか。その何かを一緒に探して、満たされない部分を埋めよう、私はそのように考えたりするが、一般的にはどのように「アセスメント」し「ケアプラン」を立てるのだろうか。いろんな専門用語はかっこいいし、便利なアセスメントのツールや書式は便利でいいが、生活者の視点で今一度言葉が持つ意味を考え直してみると、新しい介護のあり方や自身の姿勢が見えてくる、そんなことはないだろうか?とある介護施設の管理者はそう言い、新しい介護理念のあり方を追求し続けている。
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